構成はボーカル、バイオリン、パーカッションとシンプルだが彼らが織りなす音楽は非常に複雑に絡み合っていた。ボーカルは低音から高音までを巧みに操り、西洋のビブラートとは違った声を震わせる技法と旋律で独特の世界観を構築し、曲の随所で聞かせる即興が光っていた。バイオリンはボーカルとのcall and responseを全ての曲で繰り広げ、同じく即興が見事だった。パーカッションは常に複雑なビートを刻み、ライブの後半でのソロでは5分以上も観客を魅了し続けていた。即興をしていたかと思えば全員が一つの音で合い、そこから又即興、即興、即興の連続だ。気付いたら完全にその世界観に飲み込まれていた。
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